手のひらを使った気功のやり方とは?習得方法についても解説します

両手をかざして気を出している気功師の男性

気功と言えば、公園などで太極拳や気功法をする高齢者の集団が、手で空気をなでるような動作をしているのが思い浮かぶでしょう。

また、気功師が自分の手のひらをかざして氣を出しているようなイメージが思い浮かぶと思います。

実際に氣を感じて操作するためには手の感覚が重要です。

気功法を行う時は、体をゆるめて手や体の感覚を研ぎ澄ませてください。

氣の流れが良くなれば、免疫力が上がって、肌がきれいになるでしょう。

気功とは

気功とは、日本や中国に伝わる伝統的な民間療法であり、代替医療の一つです

2千年前の医学書では、氣の流れを改善して強化することによって、病気を予防する効果や、病気を治療する効果や、寿命をのばす効果があるとされています。

呼吸と意識を合わせたり、呼吸と意識に動作を合わせて気の巡りを良くする方法が一般的な気功法です。

気功治療を学べば、他人の氣の流れを良くする事が出来るようになるでしょう。

漢方薬や針治療などの東洋医学でも、体の中を氣が巡っている事が前提となってます。

これから、気功法や気功治療を学んで生徒さんや患者さんを健康にしてあげられる人が増えて行けば、日本中が元気になっていくでしょう。

気功とは、その効果の高さから消えることなく日本や中国に古くから伝わっている、伝統的な民間療法です。

気功の種類

気功には数千種類の流派があり、静功・動功、内気功・外気功、軟気功・硬気功などの種類があります

太極拳も気功法の1つです。

静功体を動かさずに呼吸と意識を合わせて氣の巡りを良くする方法
動功体を動かして呼吸と意識に動作を合わせて氣の巡りを良くする方法
内気功体内で氣を循環させて氣を自在に流せるようにして、強化していく方法
外気功自然界から氣を取り込んで循環させ、気功療法などにも応用する方法
軟気功美容や病気の治療など、健康を主な目的とする方法
硬気功集落や家族を外敵から護り、身体を病気から護ることを主な目的とする方法

それぞれの流派では体内で氣を循環させて、氣を自在に流して強化していき、病気の予防効果や治療効果、寿命をのばす効果を期待して、気功法を実践しています。

気功には数千種類の流派があり、静功・動功・内気功・外気功・軟気功・硬気功などの種類があります。

太極拳をしている人がなぜ、気功をマスターするべきなのか?

太極拳をしている人は人生をより豊かなものにするために、気功をマスターするべきです。

特に中高年の方々は、足腰が衰えないように、激しいスポーツで怪我をしないように、身体の負担の少ない動作をする太極拳を選んで練習しているのではないでしょうか。

気功法をマスターすれば、太極拳の動作の気功効果が大幅に上がって、足腰が強くなる以上の効果が期待できます。

日々いつもどおり太極拳を練習するだけで、免疫機能が最大限発揮されるようになるので病気をしづらくなるでしょう。

また、肌ツヤが良くなって若々しくなり、心が穏やかになってストレスが無くなり、気持ちも若々しくなります。

負の感情やエネルギーを受けとらなくなり、人生がより豊かで每日ワクワク出来るようになるでしょう。

さらに、気功法を指導したり、気功施術したりすれば、多くの生徒さんや患者さんを病気やストレスなどから救ってあげる事ができます。

気功をマスターして周りの人の波動を高めてあげられれば、自分の人生も豊かなものになっていくでしょう。

手のひらを使った気功のやり方

  • 站樁功(たんとうこう):立ったまま身体を動かさずに行う気功法
  • 動功(どうこう):動きながら行う気功法(甩手・昇降功・開合功)

氣を感じるには、手のひらの感覚を養うことが必要です

立ち方や身体の緩め方も重要ですが、まずは手のひらに意識を集中して、気功法を実践してみてください。

たくさんある中から、すぐに出来て、氣を強化していける方法を紹介します。

終わる時は収式(しゅうしき)をしてください。

収式は両手のひらを重ねて下腹部の丹田に氣を収めます。

站樁功(たんとうこう):立ったまま身体を動かさずに行う気功法

たったまま身体を動かさずに行う気功法です

静功に分類されます。

内気功・外気功・軟気功・硬気功のすべてに通じるので、意識の違いでどれにでも当てはまるでしょう。

胸椎から上は上方に、腰椎から下は下方に引かれているように意識して、脊柱をまっすぐにして行ってください。

かかと側に体重を乗せ、大きな風船を抱えているようにして、指先を向かい合わせます。

余分な力を抜いて身体をゆるめると、指先にピリピリするような感覚がでてくるでしょう。

(站樁功三円式(たんとうこうさんえんしき):正面)
(站樁功三円式(たんとうこうさんえんしき):横)

動功(どうこう):動きながら行う気功法

今すぐ始められる動功を紹介します

立ち方や体重の位置は静功と同じです 。

まずは甩手(せいしゅ=スワイショウ)です。

はじめに甩手をすると、とても氣の流れがよくなって、氣を感じやすくなるでしょう。

甩手にもたくさんの種類がありますが、旋回・左右・左右交互・前後・前後交互の、簡単なものを紹介します。

甩手(スワイショウ):旋回・左右・左右交互・前後・前後交互

次は昇降功です。

息を吸う時に手のひらが上がって、吐く時に下がります。

大きな氣のボールがふくらんで、しぼんでいくのを感じてください。

昇降功

開合功です。

息を吸う時に手のひらが広がって、吐く時に近づきます。

氣のボールがふくらんで、しぼんでいくのを感じてみましょう。

人によって見え方は変わりますが、氣のボールが徐々にはっきりと見えてくると思います。

開合功

手のひらを使った気功の習得・練習方法

  • 指先を向かい合わせる
  • 手のひら同士を向かい合わせる
  • 手のひらに剣印を刺す

気功を習得するには、手のひらの感覚をそだてる必要があります

はじめは分かりづらいですが、毎日少しずつでも手のひらの感覚をやしなっていくと、氣を感じられるようになるでしょう。

そして、そのまま静功や動功などの気功法を続けていれば、氣を強く感じるようになっていきます。

氣を強く感じられるのは、氣の通り道が太く大きくなったからです。

そこまで氣の感覚を育てられれば、病気をしない肌ツヤの良い身体になっているでしょう。

指先を向かい合わせる

少し離して向かい合わせた両手の指先

静功の站樁功三円式(たんとうこうさんえんしき)と同じように指先を向かい合わせます。

イスなどに座ったままでも大丈夫です。

部屋はうす暗い方が良いでしょう。

目を細めて左右の指先の間を見つめてください。

指先にしびれるような感覚がでたら、それが氣です。

また、指先の間にオーラのようなモノが見えたら、氣が見えたということになるでしょう。

数分から数十分、お好きなだけ練習してください。

もうやめたいなぁとストレスを感じたら氣の流れが悪くなってしまうので、止めた方がよいでしょう。

毎日少しずつ続けることが大切です。

手のひら同士を向かい合わせる

少し離して向かい合わせた両手のひら

開合功のように手のひら同士を向かい合わせます。

開合功と違って、手のひらを離したり近づけたりはせずに、一定の距離のままで手のひら同士を向かい合わせます。

イスなどに座ったままで良いので、部屋をうす暗くして、目を細めて手のひらの間を良く見てください。

徐々に氣のボールが見えてくるでしょう。

氣のボールが見えなくても大丈夫です。

手のひらから氣が出て、ボールになっていくようにイメージしていれば、手のひらの感覚と視覚がそだっていきます。

毎日続けていれば、手のひらに氣を感じて、手のひらの間にボールが見えてくるでしょう。

終わる時は両手のひらを重ねて下腹部の丹田に氣を収める収式(しゅうしき)をしてください。

手のひらに剣印を刺す

剣印を手のひら中央に向けている図

手のひらに、もう片方の手で作った剣印(けんいん)を刺して氣を感じる感覚を養います。

手のひらの真ん中に労宮(ろうきゅう)というツボがあるので、そこに向かって剣印を刺してください。

人差し指と中指から更に数十センチ先まで氣が出ているようにイメージします。

その氣を労宮(ろうきゅう)に向かって刺したり抜いたりしますが、人差し指と中指が手のひらに触れることはありません。

左右、お好きなだけやってみてください。

手のひらにピリピリやチリチリするような感覚が出たらそれが氣です。

毎日続けていれば氣が感じられるようになっていくでしょう。

より本格的な気功法を学びたい人へ

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私は子供の頃に暴力被害に遭ってから、武術に必死でしがみついて修業しています。

また、事故の被害に遭ってからは、気功の修業を積んで気功施術も習得しました。

身内が大病をした時には、必死で気功を施す事が出来て、後悔の無い看病が出来たと思っています。

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手のひらを使った気功のやり方に関するQ&A

  • 独学で気功のやり方を学ぶ方法は?
  • 手から気を出す方法は?
  • 気功術の仕組みとは?

手のひらを使った気功のやり方に関する疑問に答えます。

気功に興味があっても実際にやるのは初めての方もいるでしょう。

まずはどうすれば良いのか、考え方などを確認して下さい。

独学で気功のやり方を学ぶ方法は?

当サイトの記事や動画を見て、練習してみてください。

上記の気功法の他にも、八段錦などの気功法も下記に掲載しています。

太極拳の美容・健康効果はない?効果の出る気功体操おすすめ10選!

何度も繰り返して見直して、毎日少しずつ練習していけば、神経コネクションが構築され、氣を感じるようになっていくでしょう。

さらに気功法を続けていけば、病気に強く若々しい身体が手に入ります。

あきらめずに求め続ければ、気功をマスター出来るでしょう。

手から気を出す方法は?

指先や手のひらには、常に氣が流れています。

気功法の実践を続けて、氣の流れやすい身体になっていけば、手のひらを流れる氣を感じられるようになり、氣を出す感覚も生まれるでしょう。

氣の出る感覚を気功法でそだてていけば、より氣の感覚が強くなっていきます。

私が初めて手のひらから氣が出ている感覚を強く感じたのは、站樁功三体式(たんとうこうさんたいしき)でした。

手のひらから氣がでているような感覚は、三体式を行うと得やすいでしょう。

(站樁功三体式(たんとうこうさんたいしき):正面)
(站樁功三体式(たんとうこうさんたいしき):横)

気功術の仕組みとは?

気功法や気功療法で使う氣は、波動・振動のようなモノです。

氣は血液と一緒に酸素や栄養素などを運び、毛細血管を広げ、神経伝達をうながします。

気功師の手のひらから遠赤外線が出ていることや、気功を施したところの磁場が無くなることなどは、科学実験で分かっていることです。

気功法や気功施術は、神経伝達などの電気信号のバグを取り除いて、生理機能が最大限発揮されるようにする効果があるのでしょう。

気功師が氣を人体に照射すると、体温が上昇し、脳波に変化が現れ、血液中の白血球が増加することが確認されています。

氣についてはたくさんの論文が書かれ、その性質や効果が判明して来ているので、科学的な解明も進んでいくでしょう。

まとめ:手のひらを使った気功のやり方を習得しましょう

氣を感じるには、手のひらの感覚を養うことが必要です

立ち方や身体の緩め方も重要ですが、まずは手のひらに意識を集中して、気功法を実践してみてください。

この記事にはたくさんある中から、すぐに出来て、氣を強化していける方法を紹介しているので、実際にやってみることをすすめします。

終わる時は収式(しゅうしき)をしてください。

収式は両手のひらを重ねて下腹部の丹田に氣を収めます。

ご要望をたくさん頂いたので、より本格的な気功法を学びたい人向けに気功講座を開設することにしました。

気功法の指導者や施術者が増えて、日本中に病気に強い若々しい人が増えていけば、日本だけではなく世界中が元気になって、悲しい思いをする人を減らしていけるでしょう。

病気の予防や改善のために、肌ツヤの良い若々しい身体を手に入れるために、気功をはじめませんか?