50代、何もしたくない…やる気が出ないのは「怠け」とは限りません
50代女性の心と体
目次
50代、何もしたくない…
やる気が出ないのは「怠け」とは限りません
昔はもっと元気だったのに、最近は何をするにも面倒。そんな自分を責めていませんか?
「最近、何をするにも面倒になった」
「休日なのに、どこにも行きたくない」
「友達に誘われても、楽しみより先に“面倒だな”と思ってしまう」
そして、ふと、
「昔の私は、こんなんじゃなかったのに…」
そんなふうに感じることはありませんか?
何もしたくない自分を責めていませんか?
朝起きても、なんとなく気持ちが重い。
洗濯物を見るだけで、ため息が出る。
仕事や家族の前では普通に振る舞っているけれど、家に帰ると急に何もしたくなくなる。
平日は「休日になったら買い物に行こう」「友達に会おう」と思っていたのに、いざ休みになると動く気になれない。
気づけばソファでスマートフォンを見たまま、一日が終わってしまう。
そして夕方になると、
「今日も何もしなかった」
「私、怠けているのかな…」
と、自分を責めてしまう方もいます。
でも、何もしたくないからといって、あなたが怠けているとは限りません。
気持ちが弱くなったとも限りません。
やる気というものは、根性だけで出せるものではないからです。
50代は、いくつもの負担が重なりやすい時期
50代前後の女性は、更年期による体の変化に加えて、睡眠不足、慢性的な疲労、ストレスなどが重なりやすい時期です。
仕事では責任のある立場になり、家庭では子ども、夫、親の介護、家計、老後など、いろいろなことを同時に考えなければならないこともあります。
しかも、多くの女性は昨日今日だけ頑張ってきたわけではありません。
10年、20年、場合によっては30年。
子どもや家族、職場の人を優先し、自分の気持ちは後回しにしてきたのではないでしょうか。
体は「もう休みたい」とブレーキを踏んでいるのに、
頭では「もっと頑張らなきゃ」とアクセルを踏み続けているのかもしれません。
本当は「何もしたくない」のではないかもしれません
長い間、周りの人に合わせていると、自分が本当は何をしたいのか分からなくなることがあります。
家族が食べたいもの。
夫が行きたい場所。
親がしてほしいこと。
職場で求められていること。
そうしたものを優先し続けているうちに、
「私は、本当はどうしたいの?」
と聞かれても、答えが出てこなくなるのです。
本当は、何もしたくないのではなく、
自分が本当にしたいことが、分からなくなっているのかもしれません。
やる気がない自分を無理に変えようとする前に、
- 私は今、どんな気持ちなのか
- 何をすると疲れるのか
- 何を心地よいと感じるのか
- 本当は何をしたくないのか
- 本当はどう生きたいのか
そこに気づくことが、本来の自分を取り戻す最初の一歩になります。
氣功は「自分の感覚に戻る時間」
緊張すると、呼吸が浅くなります。
不安になると、胸や胃のあたりが苦しくなることがあります。
怒りを我慢すると、肩や首に力が入る方もいます。
反対に、安心できる場所では自然にため息が出て、肩の力が抜けることがあります。
このように、心と体はお互いに影響し合っています。
私が氣功で大切にしているのは、何か特別な力を出すことではありません。
まずは、自分の呼吸、姿勢、肩の力、胸やお腹の感覚に気づくことです。
氣を整えるとは、別の人になることでも、無理に前向きになることでもありません。
周りに合わせるために身につけてきた余計な緊張を少しずつ下ろし、自分本来の感覚に戻っていくことだと、私は考えています。
動画の後半では、椅子に座ったままできる簡単な氣功ワークも紹介しています。
動画で詳しくお話ししています
50代になって「昔の自分とは何か違う」と感じている方は、ぜひご覧ください。
50代から取り戻したいもの
50代から取り戻したいのは、20代や30代の若さだけではありません。
いろいろな経験をしてきた今の自分のままで、
「私は本当はどうしたい?」
と、もう一度感じられる自分です。
本当に好きなこと。
本当に心地よいこと。
本当はどのように生きていきたいのか。
大切にする人の中に、これからは「自分自身」も加えてみてください。
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