もんでも戻る肩こりは、肩が悪いのではありません|東洋医学で見る二種類のこり【動画】

こんにちは、ひるたです。

今回は、YouTubeにアップロードした動画「【東洋医学】もんでも戻る肩こりの本当の原因|肩が悪いのではありませんでした」をご紹介します。

「朝、起き上がる前から、もう肩が重い」

「マッサージに行った日は楽なのに、次の日には元どおり」

「もんでもらうと、かえって固くなる気がする」

もんでも、もんでも戻ってしまう肩こり。

「姿勢が悪いから」「運動不足だから」「年齢のせいだから」

そう言われて、あきらめてこられた方も多いと思います。

そんなことはありませんか?

もみ方が悪かったのではありません

整体に行っても、マッサージに行っても、しばらくすると戻ってしまう。

それは、もみ方が悪かったからではありません。

肩をもんでも戻る理由が、肩以外のところにあるからです。

東洋医学では、肩こりには二つの種類があると考えます。

そして、もんで楽になるこりと、もむほど固くなるこりは、まったく別のものです。

こりには、二つの種類があります

詰まっているこり 流れが止まって溜まっている状態。もむと流れて、楽になります
足りていないこり 動かす力や温める力が足りず、筋肉が自分を守るために固まっている状態。もむと、さらに減ってしまいます

問題になりやすいのは、後のほうです。

足りていないこりをもむと、その場は楽に感じても、次の日にはもっと固くなります。

50代の肩こりは、こちらが多いと感じています。

ご自身はどちらか、確かめてみてください

肩を押されたとき、「ああ、気持ちいい」と感じる。

それなら、詰まっているこりに近いです。

反対に、次のような方は、足りていないこりに近いと考えられます。

・押されると、痛いというより、嫌な感じがする

・もんだ次の日に、かえって固くなる

・朝いちばんが、一番固い

・温めると楽になる

朝いちばんが固いのは、夜のあいだに回復しきれていないからです。

どちらも当てはまる、という方もいらっしゃいます。それで大丈夫です。

肩は、たまり場です

もう一つ、大事なことがあります。

肩こりの多くは、肩で生まれているのではありません。

東洋医学では、氣は上から下へ、ゆっくり流れているのが自然だと考えます。

ところが、考えごとが多い日。言いたいことを飲み込んだ日。下を向いて画面を見ている時間が長い日。

こういう日は、氣が頭のほうへ上がったまま、下りてこなくなります。

行き場を失った氣は、首と肩のあたりに溜まります。

肩は、発生源ではなく、たまり場です。
たまり場をいくらもんでも、上から次々に流れ込んでくれば、また溜まります。

こる側にも、意味があるとされます。

右肩だけこる 肝の張り。我慢を重ねていることが多いとされます

左肩だけこる 心の疲れ。まわりに気を遣いすぎていることが多いとされます

肩をもむのではなく、上がったものを下ろす。

これが、今回いちばんお伝えしたいことです。

動画の中でお伝えしていること

  • もんでも戻る肩こりで、体の中に起きていること
  • 薬剤師として、先に医療機関へ相談してほしいケース
  • 詰まっているこりと、足りていないこりの違い
  • ご自身がどちらに近いかの確かめ方
  • 肩が「たまり場」になる理由(右肩・左肩のサイン)
  • 椅子に座ったままできる、肩をもまずに下ろす氣功
  • 一日の中でできる、1分もかからない習慣

こんな方に見ていただきたい動画です

  • もんでもらった翌日に、かえって固くなる
  • 朝いちばんが、一番つらい
  • 右か左か、片方だけがこる
  • 考えごとが多く、下を向いている時間が長い
  • 言いたいことを飲み込むことが多い

動画はこちら

動画の後半では、肩をもまずに下ろしていく氣功を一緒にやっています。

椅子に座ったままできますので、見ながらそのまま動いてみてください。肩を上げてストンと落とす、足の裏に意識を置いて長く吐く、おへその下に手を重ねる、という流れです。

▶ YouTubeで動画を見る

動画の最後で、「こりが強いのは右の肩と左の肩、どちらが多いか」をお聞きしています。

「右」「左」だけで大丈夫ですので、よろしければYouTubeのコメント欄で教えてください。

あわせてご覧ください:【東洋医学】夜中の3時に目が覚める本当の原因|毎晩同じ時間に起きる人の体のサイン

一日の中で、少しずつ下ろしておく

肩こりは、一日の中で少しずつ溜まっていきます。

ですから、溜まりきる前に、少しずつ下ろしておいてください。

・一時間に一度、足の裏を床につけて、細く長く一回だけ吐く

・肩をもみたくなったら、もむかわりに手のひらを当てて温める

・寝る前に、両手をおへその下に重ねて、三回、細く長く吐く

どれも、一分もかかりません。

もんでも変わらなかった方ほど、変わるのは早いと感じています。

肩が悪かったのではなく、下ろす場所がなかっただけだからです。

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